内容説明
ある春の日のこと。靴屋の息子スタビンズは、散歩の途中に、足にけがをした一匹のリスを見つけました。「こりゃ、足が折れているよ。治せるのはドリトル先生しかいないな」と貝掘りのジョー。そこで彼は肉屋のマシューにたずねました。「おじさん、ドリトル先生って知ってる?」「そりゃ知ってるさ。でも大航海に出かけて、いつお帰りになるかわからないんだ。先生はえらいお方さ。なにしろ動物語をお話しになるんだから」4月も終わりごろ、大夕立ちの中を走る途中、スタビンズはあやまってだれかを突き飛ばしてしまいました。あわてて謝ると、その小柄な人は怒るどころか、いきなり笑い出したのです。「いやぁ、これで思い出したよ。わしがインドに行ったときのことだがね…」その人こそ、ドリトル先生なのでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
19
しばらく読めていなかった英語の本、ようやく読了。子どもの頃むさぼり読んだシリーズのはずが、記憶はあてになりませんでした。語り手がドリトル先生の助手の少年だったことも失念していたし、ストーリーも覚えていなかった。そのことがショックでしたが、だからこそ今回読めてよかったです。このシリーズは全巻読み返したいな。2013/03/01
905
2
全文ではなく一部抜粋って感じ。たぶんオリジナルはこの3倍ぐらいあるんじゃないかな。でも、このぐらいが手頃な量で読みやすい。2017/03/06
トマトマ子
0
英語やけど文章短いから難なくわくわく読めました。ドリトル先生ってもともと動物の言葉わかるわけじゃないんやという衝撃。2016/06/07
あつ
0
★★★