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日本離島防衛論―島嶼国家日本の新国防戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769815716
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

内容説明

中国の台頭著しい西太平洋に浮かぶ島国・日本―本土を含め6,852の島嶼からなる国土をいかにして守るか?これまで欠落していた“国防”という観点からの大胆な離島振興策で国土の外縁部に連なる島々の無人島化を阻止し、さらに離島を活用した防衛体制を確立する…離島育ちの元陸自将官が国家戦略を担う日本版NSCに提議する画期的防衛戦略論!

目次

第1章 国防という観点から見た離島の現状
第2章 アジア太平洋地域における米中の覇権争い
第3章 不透明な日米安保体制の未来
第4章 米国・米軍を日本の防衛に巻き込め
第5章 離島を活用した日本の国防戦略を考える
第6章 「水際以遠の国防戦略」への転換を
第7章 国防政策進化への提案―タブーを見直せ

著者等紹介

福山隆[フクヤマタカシ]
元自衛隊陸将。昭和22(1947)年、長崎県上五島・宇久島生まれ。昭和45年、防衛大学校卒業(14期)。外務省安全保障課出向、韓国防衛駐在官、第32普通科連隊長(地下鉄サリン事件時、除染隊派遣の指揮を執る)、陸幕調査第2課長(国外・技術情報)、情報本部初代画像部長(衛星情報)、第11師団(札幌)副師団長、富士教導団長、九州補給処長などを歴任し、平成17(2005)年、西部方面総監部幕僚長・陸将で退官。現在、ダイコー株式会社常務取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nizimasu

6
安保法制の議論が花盛りですが、元自衛隊の人が書いた防衛論。3700もの島がある日本においては離島などの防衛が重要であるというのは当然のこと。さらには離島の無人島かを防げといった提言は九州の離島出身者の視点としてユニーク。結局地政学的にロシアにとっても中国にとっても朝鮮半島にしても太平洋に出るためには日本の領海ひいては日本列島がふたをしている訳でそこに対してプレゼンスをもちたいという野心が働いているというのは皮膚感覚的に日本人もわかった方がいいと思う。そしてそれに対応した国防が問われているということのようだ2015/09/11

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