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海軍護衛艦(コンボイ)物語

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769814177
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

第一次大戦以降、海上輸送のもつ意義は大きくなり、また海面上の制海権とは別の新たな脅威・潜水艦の出現により、海軍は艦隊決戦に勝利さえすれば国防の任をまっとうできる時代ではなくなった。一次大戦で地中海での海上護衛戦に従事した日本海軍が、なぜその変化に気づかなかったのか。対潜戦闘用兵器の開発、対潜護衛艦艇の整備、対潜戦闘法・対潜戦術の研究、海上護衛思想の変遷などにも触れ、海護戦・対潜戦の全貌を図表を駆使してわかりやすく解きあかす。

目次

第1章 海護戦、対潜戦を学ぶ―大正期・一次大戦(戦いの様相は変わった;第一次大戦―“二特”編成さる ほか)
第2章 海上交通保護に目覚める―昭和戦前期(爆雷の装備は巡洋艦から;「爆雷投射訓練」、戦技の仲間に ほか)
第3章 海護戦始まる―太平洋戦争1(「内戦部隊」―整備とは防備とは;内戦用艦艇で船団護衛 ほか)
第4章 海護戦に苦戦す―太平洋戦争2(待望の新・海防艦竣工;海防艦の幹部たち ほか)
第5章 海護戦に破れる―太平洋戦争3(またまた敵潜による被害急激増;対潜学校高等科学生、ゼロ!! ほか)

著者等紹介

雨倉孝之[アメクラコウジ]
昭和3年11月3日、東京に生まれる。20年4月、高等商船学校東京分校(機関科)に入校、あわせて海軍機関術予備練習生を命ぜられる。終戦により同年8月、退校、同時に予備練習生も被免。戦後、日本国有鉄道に勤務。59年、退職。東京理科大学理学部卒業の技術屋出身だが、かねてより海軍史・海事史の調査にたずさわり、現在、とくに海軍制度史の研究に打ちこんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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