内容説明
この本は、意思決定論に関する数学モデルを勉強している学生や実際の業務で意思決定モデルの解析に従事している人たち、さらに直接仕事に関係なくても教養として数学を身につけたいビジネスマンのために意思決定論の数学モデルをわかりやすくまとめたものである。また、内容はQ&A形式で解説しているので、問題を戦略的に把握できるはずである。
目次
第1章 意思決定分析
第2章 線形計画法による意思決定
第3章 動的計画法による意思決定
第4章 ゲームの理論による意思決定
第5章 AHPによる意思決定
第6章 階層構造化モデルによる意思決定
第7章 社会的意思決定論
第8章 スケジューリングによる意思決定
第9章 ネットワーク理論による意思決定
第10章 モンテカルロシミュレーションによる意思決定
付録
著者等紹介
木下栄蔵[キノシタエイゾウ]
1949年京都生まれ。京都大学大学院修士課程修了、工学博士。現在、名城大学都市情報学部教授。専門は数理計画学・統計解析。AHPは十数年来の研究テーマで、このモデルを使ってさまざまな問題解決に取り組むかたわら、新しいAHP理論の構築をめざして研究している。また各種セミナー・講演会を通じてAHPの普及に努めている。第6回AHP国際シンポジウムでBest Paper Awardを受賞。また、文部科学省科学技術政策研究所客員研究官を兼務している
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