内容説明
改正破防法の成立で、公調は新たな生まれ変わりを図るつもりだ。地方事務所は全廃、現場調査官は一斉整理、その一方で、調査もできないボンクラ小役人どもは、いっぱしの“情報機関員”面してノウノウとのさばるのだから収まりがつかない。この本は、そうした現場調査官の怨嗟の集積だ。
目次
第1章 調査力は探偵以下
第2章 限界だらけの海外展開
第3章 オウムを野放しにした公安調査庁
第4章 自己満足の資料作り
第5章 オウムより大事なリストラ対策
第6章 間抜けな組織防衛
第7章 超ハイテク調査庁
第8章 検事・キャリア・ノンキャリア
第9章 裏ガネ調査費使い放題のギョウテン出張実態
第10章 事件の陰に女あり