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きみを想う夜空に

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784767806389
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

初めて心から愛した人のことを今も憶えていますか。もしも、あの時、違う道を選んでいたなら…『きみに読む物語』の著者が贈る、2006年世界でいちばん読まれた恋愛小説、待望の邦訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miri

64
マディソン郡の橋さながらに、主人公の一週間の恋がその後の人生に大きな影響を与え、深い献身の愛情に変わっていく様は、一抹の哀しみを孕んで胸の中を浚っていきます。恋とはままならないものです。この物語は、主人公ジョンと恋人サヴァナ、その友達ティム、父親と関係性が異なる間柄の愛情をも描いていますが、父親との関係性の変化も素晴らしい。発達障害であろう父親との関係性を築けなかったジョンが、父親の障害を理解し受容していくプロセスが、明らかにジョンに安らぎをもたらしている。乗り越えた先にある幸福感に頭が下がる思い。2020/09/26

ユーさん

15
「切ない」ですね・・・。「想い」が募っても募っても、かみ合わない。なぜ、こんなに一途になれるのだろうか?好きになって、悩んで、苦しんで、そして決断する。なぜ、これほどまでに寛容になれるのか、読み終わった後でも考えてしまっています。それが、この作者の魅力。2018/07/18

viola

12
再読。原題Dear John。来月公開になる映画『親愛なるきみへ』の原作です。(数年前から待ち望んでました・・)『きみに読む物語』のニコラス・スパークス。ワン・パターン化していますが、これは一味違います。それゆえに、これが一番好き。出会ってすぐに恋に落ち、2週間で遠距離恋愛となったサヴァナとジョン。心理描写がうまく、妙にリアル。遠距離恋愛を経験した人にとっては、共感できることが多いですね。父と息子の愛にも涙。最初っから泣けます。2011/08/21

翔ちゃん

9
この本を手にした時、誰もが心の中に想い浮かぶ人がいるのかも知れません。五年前に購入して、今やっと読み切ることが出来ました。手を離してしまったこと…再会したこと…さよならだけが待っていたこと…。何度でも、同じ人に恋をしてしまうのですね。 大切な日常の中で「きみを想う夜空に」…また時が流れて行きます。2013/12/16

風花 kazahana

7
時々読書歴に挟みたい洋書。素敵なタイトルに手に取りました。大学生のサヴァナ 陸軍に士官したジョン その友人 家族の物語。二人の愛の物語でもあるが ジョンの父親との関係も深く感動した。理解することの大切さ。西洋は言葉と抱擁で気持ちを表す。時には言葉に出来ずに後悔もするが。日本との違いがあると文学でも映画でもよく感じる。自分は上手にケンカもできず思いも伝えられていないと痛感してしまう。愛はすれ違うが 愛は無くなってはおらず 切なく温かく物語は終わる。(全くの余談だが最近の日本のドラマのセリフ 頑張って欲しい)2023/04/02

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