内容説明
企業の盛衰は、魅力的なブランドや優れた経営戦略よりも、優れた戦略を構築できる人材が握る。今、経営者に求められているのは、有能な人材を十分に働かせることができる組織づくり。勝ち組企業には、優れたＢＭを輩出する組織カルチャーがある。
目次
１ 会社の命運を左右する一人の人間（たった一人のブランド・マネージャーが会社を変える；有能なブランド・マネージャーとは？ ほか）
２ 会社の命運はブランドが決める！（ブランド・マネージャーＡ氏の苦悩；ブランドＸが一番になれる場所はどこか ほか）
３ ブランドの作り方、仕切り方（レギュラーサイズのブランドＸはどうする；Ｐ／Ｌを書く ほか）
４ ブランドを成功に導く秘訣（エージェンシーにオリエンテーションを行う；パブリシティに関するプレゼンテーション ほか）
著者等紹介
水野与志朗［ミズノヨシロウ］
ブランディング・マーケター。１９６８年生まれ。学習院大学経済学部卒業。味の素ゼネラルフーヅ（株）、マキシアム・ジャパン（株）でブランド・マネージャー、マーケティング・マネージャーを歴任。自らブランド・マーケティングの現場で体系化した「実戦ブランド・ビルディング論」の提唱者。また、成功するブランド・ビルディングは「アップ・オア・アウトの組織カルチャーの定着」「有能な人材の確保」が最重要課題と考え、クライアント企業に対して「マーケティング組織」「人材」「ブランド・プランニング」のコンサルティングを行う
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感想・レビュー
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きよ
2
ブランドマネージャーという仕事について、ケーススタディを中心に立ち上げから、販売まで説明してくれるので、全体像が把握できます。余談ですが、ブランド関連に関わってる人って、カタカナ英語好きが多いんでしょうね。2015/03/13
Naota_t
0
「マネージメント」についてではなく「マネージャー」について書かれていて、今までの実務経験から語られるブランド・マネージャー像はとても興味深く読ませてもらった。 もちろんマネージメントについても具体例を引いて触れていて、この本を読んだ後には色々なマーケティングに目が行くようになった。 例えば、六本木アートナイトではsunTORYがウィスキーをアートとコラボレーションして、おしゃれな飲食スペースが設けられていた。 普段はウィスキーの香りも嗅がない若い人たちがおしゃれに立ち飲みしているのを見て、sunTORY2012/03/25
牧神の午後
0
シャンパンの新カテゴリをつくったブランドマネージャーＡ氏のケーススタディ。第一章でブランドマネジメントを概説し、以降ケース＋教訓と非常に判りやすい構成。但し、広告やパブリシティについの描写は(消費者の観点から)あまりに「作られ過ぎ」で不信感が残った(笑)2011/01/31
