内容説明
本書の特色は、簿記がだいたい分かり、財務分析のイロハが最低限ないことには理解が困難といわれてきたものを、1冊でカバーすることを試みた点にある。第二版では、新しい会計処理に関する簡潔な解説を第6章にまとめて記載。そして、従来の資金繰表に代わって新たに登場した財務諸表の一つであるキャッシュ・フロー計算書を第5章で解説している。さらに、新たに財務諸表に計上されることになった勘定科目を追加して、現在の企業が作成している決算書を的確に理解できるよう改訂している。
目次
序章 決算書を見る前に
1章 貸借対照表
2章 損益計算書
3章 製造原価明細書
4章 利益処分計算書
5章 キャッシュ・フロー計算書
6章 新たな会計処理