出版社内容情報
「アレクサンドリア学派」を代表する初期ギリシア教父クレメンスの主著。異教徒への福音宣教と、異端を論難するため、地上
のあらゆる文化的遺産の中にキリスト教の真理が先んじて遣わされていたとして、初期ギリシア哲学者や古典期詩人、史家たち
のおびただしい作品を援用した。本書が唯一の典拠となるものもあり、古代哲学史・ギリシア古典文学研究に必須の資料。2分
冊の?(第5巻~第8巻)では、「覚知(グノーシス)」に関する論述を中心に、ロゴス論や教会論、聖餐論を展開する。
アレクサンドリアのクレメンス[アレクサンドリアノクレメンス]
著・文・その他
秋山 学[アキヤマ マナブ]
翻訳
内容説明
アレクサンドリア学派を代表する初期ギリシア教父クレメンスの主著。異教徒への福音宣教と、異端の論難を目的に著された本書は、予め遣わされていたキリスト教の真理の現れとして古代ギリシアの哲学者や古典期詩人・史家たちのおびただしい作品を援用しており、古代哲学史・ギリシア古典文学研究に必須の資料でもある。2分冊の2では、覚知(グノーシス)に関する論述を中心に、ロゴス論や教会論、聖餐論を展開する。
著者等紹介
秋山学[アキヤママナブ]
1963年大阪府生。1986年東京大学文学部西洋古典学科卒、1988年同大学院人文科学研究科修士課程修了、1999年同総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。1991年東京大学教養学部助手、1997年筑波大学文芸・言語学系講師、2004年同助教授、2015年より同人文社会系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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