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内容説明
国民に知らされなかった原発事故の真実。伝説の米FCC(連邦通信委員会)元委員は何を語ったか。大震災後日本社会のメディアへの期待と挑戦。
目次
第1章 「知る」ことと「伝える」こと(人々は必要な情報を得ているか?;日本のテレビは十分な情報を伝えているか?;アメリカのテレビについて知られていない事実;コミュニケーションの営みの中で生じる格差;東日本大震災とコミュニティメディア;二人のFCC関係者が日本にやってきた)
第2章 メディアへのパブリックアクセス―歴史、現在、そして未来(インターネットへのアクセスとその限界;言論の自由とパブリックアクセス;「言論の自由」を高める;あくせす・チャネルの開設へ)
第3章 知る権利のためのテレビ―「日本版FCC」を求めて(テレビのゲートキーパー;ファイスナーと電波監理委員会;「日本版FCC」への試み)
著者等紹介
金山勉[カナヤマツトム]
1960年山口県防府市生まれ。テレビ山口報道制作局アナウンサー兼記者を経て渡米留学。ウェスタンミシガン大学修士(1993年、コミュニケーション学)、オハイオ大学博士(1998年、マスコミ学)をそれぞれ修了。現在、立命館大学産業社会学部メディア社会専攻教授。Fulbright Visiting Researcher,School of Media and Public Affairs,George Washington University,2004‐05
魚住真司[ウオズミシンジ]
1965年兵庫県尼崎市に生まれ、米国ワシントン州シアトル市に育つ。NHK報道カメラマンを経て、関西外国語大学外国語学部・准教授(Media Studies)。現在、州立アイオワ大学客員研究員として滞米中(2010年度科研費)。M.A. in Communications(as a recipient of the Crown Prince Akihito Scholarship),Univ.of Hawaii at Manoa,1995.Fulbright Visiting Researcher,Georgetown University Law Center,2004‐05(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。