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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つだしょ
2
前に出版された『青眉抄』のなかで言及されていたことと同じ事が、別の仕方で記述されている(P107の墨を磨らされた話など)のが面白い。 M気質でないとなかなか絵は描けませんよ(p147など)というのに、一方で気が強くなければいけない(p188など、女性画家ならではの苦悩)という振れ幅。「苦しみを楽しむ(p147)とか、「よい物を描くには(p203)」などにはとても共感する。誰でも言えそうだが、生涯を画道に専心し、圧倒的な作品群を残した作家の言葉だからこそ説得力が違う。2012/11/07
すいれん
1
さらに細かく絵の製作過程など。…清少納言の絵は何故御簾を巻いたりあげたりしてるものばかりなんだろう、と思ったり。何故手にしたかというとなんでも鑑定団で一節取り上げられてたから全文読みたくなったので。画集と一緒に読むのがいいかもしれない。2016/01/17