ANIMALS+ MISAWA ATSUHIKO

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  • サイズ B5判/ページ数 177p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784763007063
  • NDC分類 710.87
  • Cコード C0071

内容説明

緻密で大胆な彫刻の世界。現代彫刻に新風を呼びこんだ三沢厚彦の新作を一挙公開。

目次

Drawing 2006‐11
Drawing 2003‐13
Dog 2005‐02
Drawing 2005‐21
Dog 2005‐03
 Drawing 2003‐10
Drawing 2003‐11
Dog 2004‐03
Dog 2002‐02
Dog 2001‐01〔ほか〕

著者等紹介

三沢厚彦[ミサワアツヒコ]
1961年京都府に生まれる。1987年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。1989年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。1990年東京藝術大学美術学部彫刻科木彫室の助手を務める(‐1992)。1992年木彫作品やそれらをさまざまに組み合わせた彫刻のシリーズをはじめる。1994年「コロイドトンプ」シリーズをはじめる(‐1999)。1997年東京藝術大学美術学部彫刻科非常勤講師を務める(‐2001)。1998年「Head」シリーズ、「animals」(粘土)シリーズをはじめる。2000年「Animals」シリーズをはじめる。2001年第20回平櫛田中賞受賞。2002年作品集『三沢厚彦アニマルズ』を求龍堂より刊行。2003年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科非常勤講師を務める(‐2005)。2005年第15回タカシマヤ美術賞受賞。2006年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

82
動物のおもしろ彫刻。動物つながりで、ぐりとぐらの中川李枝子との対談あり。制作場所の風景、二次元の絵もある。ゆるキャラ流行前から、ゆるい作品を造っていたことを知る。時代が作品に追いついた感あり。愛知県美術館所蔵。2014/06/04

梟をめぐる読書

4
同じ動物彫刻というジャンルでも、『聞耳の森』の土屋仁応のそれとは対極。わざと強調された木彫り表面のゴツゴツとした感触と、まるで子供が描いたような立体化元ドローイングの妙味が相俟って、どの動物も絶妙な「コレジャナイ感」が漂うように設計されている(単に目が離れすぎているせいかもしれない)。この作品集で出会うのは、これまでイラストや動物園で何千回と慣れ親しんできた愛らしい動物たちではない。明らかにそれらとは別物の、ずん胴で、目の焦点の定まらない、異質な相貌をもつ他者としての「アニマルズ」だ。2013/02/09

shinjiy

2
美術館で作品展を観て、気に入りました。どれも間抜けな顔でいいですね◎ 713/木彫2013/10/23

プンヴァ

0
今年の夏、高松市美術館で作品展を見る予定でしたが、行けずにとても残念でした。代わりに本書を熟読。中川季枝子さんとの対談が収録されていて、嬉しい悲鳴でした。中川さんが「ニヤニヤしてないのが好き」「無愛想でユーモラスで、温かみがあって、見ていて気持ちがいい」とおっしゃっていたのに激しく共感。でも紙面を通してしか見たことがないので、やっぱりいつかは実物を目にしたいです。2014/09/10

慶多楼

0
香美市の展覧会で購入。「文學界」の表紙やってた人。ぐりとぐらの中川先生との対談がよい。2012/09/21

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