内容説明
芸術とのつきあいを通して見えてきたこと。『企業は文化のパトロンとなり得るか』から10年―。経済環境の急速な変化を捉えつつ語る次代の企業活動「文化資本の経営」の提唱から、個人的な芸術とのつきあいを通して得た芸術観を語る私想メセナまでエッセイ10編を収録。本書は、芸術を感じる心は、個人の感性と日々の感受性から生まれることを教えてくれる。
目次
プロローグ 日本の企業メセナ・ゆるやかな連帯主義
第1章 次代のキーワード「文化資本」
第2章 「とくべつの感情」
第3章 意「こころ」は深く
第4章 日々の感受性
第5章 扉の開く日
エピローグ