目次
1 3・11以後の科学技術と自然観(3・11以後の科学技術と人間;科学技術と「農」―東日本大震災を経て;構造災の社会学―「事務局問題」と責任転嫁;地震・原発・天・鯰―責任とアミニズム的思考;東日本大震災と宮澤賢治―“順違二面”の自然観・人間観)
2 3・11以後の思いとつながり(3・11のあと‐福島から広島へ―求められる地球時代感覚;3・11後の直接的、間接的被災者カウンセリング経験―時系列的に変わっていく「必要」の求めに応じて;手の発達のもうひとつの方向―文明の転換のために)
3 3・11以後の文明の転換(3・11以後の「新たな出発」の意味―食・農・共生を軸に新たな社会・文明を展望して;「ポストフクシマ」、そしてポスト日本?―知性の悲観主義、意志の楽観主義(アントニオ・グラムシ)
人間らしさの生態的基礎―自己家畜化論の再検討のために)
4 3・11以降、いま総合人間学を問う(学問としての「総合人間学」の課題―その切り札について;総合人間学の課題と方法―小林直樹氏の著作を通して考える)