中学校各教科の「見方・考え方」を鍛える授業プログラム―新学習指導要領のカリキュラム・マネジメント

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  • サイズ B5判/ページ数 155p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784761924782
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C3037

内容説明

教師のたまごを育てる大学教員が、教員養成の視点から新学習指導要領のポイントを示した。新学習指導要領の各教科の目標に明示された「見方・考え方」をどのように働かせるのかがその手がかりになるように解説をしている。秀明八千代中学校は、秀明大学の教員から国語・社会・数学・理科・英語の5教科について年に1回ずつ、大学で授業を受けることをカリキュラムに位置付けている。そこには大学教員の専門性が如実に表れ、各教科の「見方・考え方」の好例となっている。秀明八千代中学校が実践している「社会に開かれた教育課程=PGTプログラム」の概要を学年毎に提示した。PGTプログラムは、実社会と結び付いた体験活動を中心に、教科学習をリンクさせていくことが特徴であり、カリキュラム・マネジメントの一例である。

目次

第1部 各教科における新学習指導要領のポイント(国語科で育てる「資質・能力」と「言葉による見方・考え方」;社会科で育てる「資質・能力」と「社会的な見方・考え方」;数学科で育てる「資質・能力」と「数学的な見方・考え方」 ほか)
第2部 「見方・考え方」を鍛える授業プログラム(国語1年‐現代に残る古典の言葉―百人一首に使われている言葉を例に;国語2年‐読書を楽しもう―小説に隠された仕掛けを探す;国語3年‐「食べる日本古典文学」と「遊ぶ日本古典文学」 ほか)
第3部 教科横断カリキュラム・マネジメント(21世紀型スキルを育てるPGTプログラム;学年別プロジェクト1 1年生前期 「理科」和食の科学プロジェクト―味噌づくりと出汁の研究;学年別プロジェクト2 1年生後期 「国語」日本文化プロジェクト ほか)

著者等紹介

富谷利光[トミヤトシミツ]
1962(昭和37)年、千葉県生まれ。秀明大学学校教師学部教授。秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校校長。東京大学教育学部卒業、現職教員時に千葉大学大学院修了。千葉県立高等学校国語科教員、千葉県立中学校教員、千葉県総合教育センター指導主事を経て、2013(平成25)年より秀明大学准教授、平成27年より秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校校長、平成29年より現職。千葉県立高等学校スーパーグローバルハイスクール運営指導協議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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