内容説明
これは、重度と中度の自閉症のきょうだいを自立させた、ある家族の物語です。誕生から親元を離れて自立するまでの約30年間を母親の立場から綴った実録に、当時、家族の支援に関わっていた専門家の回想録も交えて収録。自閉症の子どもたちに関わるすべての人に読んでもらいたい1冊です!
目次
第1章 自閉症の子どもを育てるということ―大石家の家族の流儀(次男、真也の誕生;「自閉症」と診断される;保育園へ通わせたい;子育ての指針が定まる;障害があっても当たり前に外出する ほか)
第2章 自閉症の子どもを育てる上で大切なこと―大石家の家訓(上下関係;第1段階として;子どもの可能性を信じて教える;信頼関係を築く方法;子どもの内面(心)を見る ほか)
著者等紹介
大石明美[オオイシアケミ]
昭和31年8月島根県益田市に生まれる。昭和55年11月結婚で神奈川県横浜市に移り住む。昭和62年4月夫の転勤で神奈川県藤沢市から岡山県津山市に引っ越す。平成13年4月ふれあいの場づくりとして「じゃがじゃが」を設立する。平成18年10月「じゃがじゃが」の活動が認められ、NPO法人の認可を受け、代表となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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