ネットワーク双書<br> 「総合的な学習」実践分析と展開の急所

ネットワーク双書
「総合的な学習」実践分析と展開の急所

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761907174
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

内容説明

本書は、これまでの様々な「総合的な学習」に関わる実践を分析し、「総合的な学習」を実践する上での急所、すなわち各学校が「特色ある学校」において「生きる力」を育むべく「総合的な学習」を実践する場合に重要と思われる箇所・要所について提示したものである。

目次

第1部 「総合的な学習」を導入する際の急所(学習の「ねらい」は、どのように考え、設定したらよいのか;単元の設定と学習の展開方法は、どのように決定したらよいのか;各教科等との関係は、どのように整理したらよいのか;評価活動は、どのように進めたらよいのか)
第2部 「総合的な学習」における例示「課題」の急所(課題「国際理解」に関わる学習の急所;課題「環境」に関わる学習の急所;課題「情報」に関わる学習の急所;課題「福祉・健康」に関わる学習の急所)
第3部 「総合的な学習」の実践を支えるための急所(小・中学校間で同じ課題や学習活動になることをどのようにして調整するのか;「総合的な学習」を実践する教師の力量形成は、どのようにして図るのか;「総合的な学習」を日々改善するための授業記録は、どのようにして取るのか;「総合的な学習」を実践するための教師の養成は、どのようにしたらよいのか;「総合的な学習」で児童の心身を解放し、学級崩壊や不登校を克服する)

著者等紹介

佐藤真[サトウシン]
1962年秋田県横手市生まれ。現在、神戸市在住。1996年秋田大学大学院教育学研究科修了。現在、兵庫教育大学総合学習系教育講座専任講師。専攻:教育方法学、学校教育学、教師教育学。所属学会:日本教育方法学会、日本カリキュラム学会、日本教師教育学会、日本学校教育学会、日本基礎教育学会ほか。主な著書に『「総合的な学習」の実践と新しい評価法』(単著、学事出版、1998年)、『子どもの生活力がつく「体験的な学習」のすすめ方』(共著、学事出版、1999年)、『新しい教育課程と学習活動の実際、総合的な学習』(共著、東洋館出版社、1999年)、『「総合的な学習」の評価計画と技法』(共著、明治図書、2000年)、『基礎・基本の徹底─教育内容の厳選と新学力の育成─』(共著、教育開発研究所、2000年)など。学術論文に「小学校における総合学習の実践上の特質」(日本学校教育学会編『学校教育研究・12号』教育開発研究所、1997年)、「小学校におけるカリキュラムの編成過程に関する研究─総合的学習の時間を設定した実践を手がかりとして─」(『カリキュラム研究・第7号』日本カリキュラム学会、1998年)、「ポートフォリオ評価法─実践的方法の開発とその実際─」(『教育方法学研究・第29巻』日本教育方法学会、1998年)など
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