目次
第1部 日本語ディベートの提唱から教室ディベートへ
第2部 「現代」を斬るディベート―教師によるディベート試合の記録と分析
第3部 教室ディベート導入法の探求―子どもをいざなう5つのノウハウ
第4部 教室ディベートの授業記録―小学校から大学まで
第5部 モデル・ディベート「死刑制度を廃止すべきである」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
21
20年以上前に買った本を、再読。国語の授業でディベートをするためだ。今回は、中3の公民で人権について学んだ生徒に、「あってよいちがい」と「あってはいけないちがい」を考えるテーマで討論した。生徒たちは、始めは戸惑い気味だったが、すぐに夢中になって議論を戦わせた。それにしても、本に掲載されている実践は、レベルが高~い!2018/12/18
jotadanobu
1
初めてのディベートに関する本。事例とだけあって、少しディベートの流れというものが見えた。こうして頭に入ってくるのは、議論の噛み合わせ方や定義づけ等、普段の授業に、通ずる要素がたくさんあったからである。教室とディベートの親和性はなかなか高いというのが一番の印象だった。しかし、学ぶほど奥深さを感じそうだ。。2017/12/31