内容説明
将来世代の環境権を憲法で保障しているスウェーデンやドイツ。「持続可能な発展」を国是とした社会基盤のもとで、幼時からの環境教育や、市民/生活者、自治体が一体となった環境活動に、日本のCO2がなぜ増え続けるのかが読みとれるタイムリーな書。
目次
序章 ヒューマンウェアとは何か
第1章 スウェーデン(環境先進国としてのインフラ;ヴェクショー市の環境自治体経営;スウェーデン全土に広がるLOHASの極みとしてのエコビレッジ;民主主義のメカニズムをベースにした環境教育;ハッピーリタイアメント)
第2章 デンマーク(環境との共存の哲理をインフラに;市民生活に密着したローカルアジェンダを実践するヘアニング市;再生可能エネルギーで一〇〇%自給を目指すサムソー島;世界に冠たる環境教育)
第3章 ドイツ(ドイツモデルがユニバーサル・スタンダード;環境首都フライブルク市;ビオトープで街に風を通すカールスルーエ市;環境未来都市ベルリン市;環境シンクタンクの最高峰、ヴッパタール気候・環境・エネルギー問題研究所;サッカーW杯2006、グリーン・ゴールの総決算;森や緑を愛する国民性を育む環境教育)
終章 日本のサステナビリティに今必要なヒューマンウェア
著者等紹介
大橋照枝[オオハシテルエ]
1963年、京都大学文学部哲学科社会学専攻卒業。(株)大広マーケティングディレクター、國學院大學栃木短期大學助教授を経て、麗澤大学国際経済学部教授。2001年、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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