２分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる！

吉越 浩一郎【著】

かんき出版（2005/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 205p／高さ 19cm
• 商品コード 9784761262532
• NDC分類 589.22
• Cコード C0034

内容説明

スピードさえあれば、後発でも勝ち目がある。早朝会議！デッドライン！即断即決！残業禁止！トリンプ１８年連続・増収増益の秘密はここにあり。

目次

第１章　スピードのない会社は生き残れない
第２章　会議でスピードは速くなる
第３章　利益を生み出す「ムダ取り仕事術」
第４章　仕事を１００倍面白くする方法
第５章　デキる社員は勝手に育つ
第６章　利益を生む組織を作りなさい

著者等紹介

吉越浩一郎［ヨシコシコウイチロウ］
１９４７年、千葉県生まれ。６９年～７１年、独・ハイデルベルク大学留学。７２年上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、極東ドイツ農産物振興会・代表補佐役として勤務。７４年メリタジャパン設立に参加、プロダクトマネージャーとして活躍。７６年～７９年メリタパシフィック社設立に伴い、香港勤務。８０年メリタジャパン及びメリタカフェの常務取締役に就任。香港でドイツのコーヒーを販売し、売上を伸ばす。１９８３年トリンプ・インターナショナル（香港）にプロダクトマネージャーとして入社。８５年リージョナル・マーケティングマネージャーに就任。８６年トリンプ・インターナショナル・ジャパンのマーケティング本部長、８７年代表取締役副社長を歴任し、９２年代表取締役社長に就任。８６年、マーケティング本部長の時代に発案した早期会議であるＭＳ会議で問題の先送りをなくし、決定事項は即日即決、責任の所在を明確にする経営手腕で会社を蘇らせ、１８年間連続で増収増益を達成。２００４年には日経新聞で「平成の名経営者１００人」の一人に選出された
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mazda]

トリンプの社長、吉越さんの本です。ビジネスでは時間が大事という、ごくごく当たり前のことを、実はよくわかっていないのが当のビジネスマンだと最近感じています。装置を立ち上げたのに量産に入れるまで半年塩漬けにしたり、順番を正しくすればとっくに終わっていることの順番を間違えたり、いつまでも愚直にExcelでデータ記録したり。世の中は昭和でも平成でもない、令和なんですけど、未だに明治の発想のビジネスマンの多いこと。日本の製造業は、このままだと本当にダメかも知れません…。

2019/08/01

[芸術家くーまん８４３]

トリンプでのスピード経営で18年連続増収増益を達成した吉越さんの経営法。大きな特徴は社長直轄の早朝会議、毎日一時間から一時間半で40〜50のテーマを話し合う。社長と担当者が議論して決定、たった2分程度で決まる。宿題は翌日に期限が切られるので担当者は必死に対応することになる。それも残業が禁止だから時間内でできることをするしかない。これがスピード経営を支えているのだと思う。自分のレベルが急速に上がるし自分なりのスタイルが作れれば楽しいのだと思う一冊。

2014/02/03

[Yukimasa]

吉越さんの本は、やっぱりためになる！と言うか核心を突いている。目の前に川があり向こう岸が成功なら、迷わず｢川に飛び込め｣の精神…本作品の最初からすごいです。デキる社員はどんな環境であっても、とにかくやってみて、最後までやり遂げる。頭では解っていても、なかなか出来ないですけどね^^;　でも｢川に飛び込め｣の精神で明日行こうも頑張りたいです^^b

2014/01/09

[まさげ]

仕事を奪われてクサってやる気をなくすなら、そこまでの人材。シビアーな内容でした。

2017/06/23

[yasu7777]

★★★☆☆ うーん、いい話と自慢話と、よくある本です。

2016/05/16