発達障碍の理解と対応―心理臨床の視点から

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760832439
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C3011

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内容説明

高機能広汎性発達障碍児者の理解と援助のあり方について、自閉症研究の歴史・当事者の自伝分析・実際の心理臨床援助、それぞれを題材にして、専門家・支援者向けに詳しく紹介・解説する。

目次

第1章 「高機能広汎性発達障碍」をどうとらえるか―自閉症史の多様性に学ぶ(「高機能広汎性発達障碍」を自閉症史からとらえる;自閉症概念の出現―統合失調症に関連する「疾患」として(1960年代まで)
自閉症概念の展開―「疾患」から「障碍」へ(1970年代以降) ほか)
第2章 その人らしさとしての“障碍”―自伝分析にみる高機能広汎性発達障碍をもつ方々の世界(テンプル・グランディンさんの場合;ドナ・ウィリアムズさんの場合―「わたしの世界」を守ることで自分自身を支えて;森口奈緒美さんの場合 ほか)
第3章 関係性の心理臨床―発達臨床の視点から(心理臨床家としての私の姿勢;「思い込み」の罠を越える;発達障碍の心理相談 ほか)

著者等紹介

田中千穂子[タナカチホコ]
花クリニックをへて、現在東京大学大学院教育学研究科教授。臨床心理士・文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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