自己の起源―比較認知科学からのアプローチ

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自己の起源―比較認知科学からのアプローチ

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760825806
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3011

内容説明

私たちヒトは当たり前のように、鏡を見て「自分」だと分かったり、人称代名詞を使ったり、他者にも心があることに気づいたりできる。それは、イヌやサル・類人猿、ヒトの赤ちゃんにも可能なのだろうか。霊長類の認知研究で国際的に注目される著者が、「心の理論」に関する実験を手がかりに、私たちの自己意識の起源をさかのぼる。

目次

1章 自己の起源に関する理論的枠組み―個体発生的自己の起源を求めて(自己に関する雑感;自己とは何か ほか)
2章 鏡のなかの「私」―自己鏡映像の認知(鏡に映る自己;類人猿の自己鏡映像認知 ほか)
3章 「私」の成立―人称代名詞と所有(チンパンジーは「私」と言えるか;「所有」について ほか)
4章 他者の心に気づくこと―「心の理論」と自己(他者の心に出会う―共同注意について;指さしの成立 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

5
サルやエイプの話がメイン。2014/01/31

1040

1
『自己は、人間と環境(物理的.社会的環境)との「機能的関係性」そのものを指している。…自己は、実体的に存在しない。物や他者とかかわりを持つときにのみ、そこにある種の機能を持った関係性として現れる。』 くぅ~。しびれるぜぃ。2011/02/14

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