目次
第１章 嘉納柔道思想における基本概念の検討―「教育的価値」を中心に（体育観；勝負観；修心観；修行観と段位制；自他共栄；国民文化から国際文化へ）
第２章 戦後における嘉納柔道思想の継承と変容（体育観の継承と変容；勝負（武術）観の継承と変容
修心（徳育）観の継承と変容
理念的価値の継承と変容―精力善用・自他共栄）
第３章 「教育的価値」の受容に対する国際比較調査（調査方法；「武術」への価値づけ；「精神修養」への価値づけ；「精力善用・自他共栄」の受容傾向と「道徳性の低下」；まとめ）
第４章 戦後における競技観の諸相（分析方法；「競技化問題」にみる競技観の諸相；競技観の変容の特徴；競技観の変容と柔道観の変容）
結論
著者等紹介
永木耕介［ナガキコウスケ］
１９５８年、大阪府生まれ。筑波大学大学院体育研究科修士課程修了。筑波大学体育センター文部技官、上越教育大学助手を経て、兵庫教育大学大学院准教授。博士（体育科学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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