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クリック!有機化学 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 41p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759818123
  • NDC分類 437
  • Cコード C3043

出版社内容情報

ビジュアルでインタラクティブな学習を実現する入門書の増補改訂版

アニメーションや音声解説を用いた反応機構の解説,スキームの切替え,さらにクイズの解答チェックなど, 読者のマウスクリックによってビジュアルでインタラクティブな学習を実現する,まったく新しいスタイルの入門書. ハイパーリンクによってさまざまなテキストが有機的に結びつき,読者自身が重要な概念を自在に高い次元で 組み合わせながら総合的な基礎力を身につけていくことができる.今回の改訂では「用語解説」を全面的に書き直し, また用語数を大幅に追加した.さらには新たに検索機能を追加し,使いやすさが飛躍的に向上した.

第1章 有機化合物の構造
   オクテット則/極性と形式電荷/共鳴の考え方:ベンゼンの構造/共鳴構造の描き方/原子軌道/
   元素の電子配置/水素分子の軌道/σ結合とπ結合/メタンの構造:sp3混成軌道/
   エチレンの構造:sp2混成軌道/アセチレンの構造:sp混成軌道/練習問題
第2章 有機反応のかたち
   官能基と有機反応の種類/有機反応のしくみ/基質と試薬/練習問題
第3章 アルカン
   アルカンの命名法/エタンの立体配座/ブタンの立体配座/シクロアルカンの立体配座/
   シクロヘキサンの立体配座/アルカンの反応/アルカンのハロゲン化/練習問題
第4章 アルケン
   アルケンの命名法/アルケンの反応/ハロゲン化水素の付加/ハロゲンの付加/アルケンの重合/練習問題
第5章 アルキン(アルキンの命名法/アルキンの反応/有機化合物の酸としての働き/練習問題
第6章 芳香族化合物
   芳香族化合物の命名法/ベンゼンの構造/ベンゼンの塩素化反応/ベンゼンの求電子置換反応/
   置換ベンゼンの求電子置換反応反応性と配向性/芳香族化合物のその他の反応/練習問題
第7章 有機化合物の立体異性
   立体配座異性体と立体配置異性体/光学活性/キラリティーとエナンチオマー/R/S表示法/E/Z表示法/
   D/L表示法/複数のキラル中心をもつ分子/立体配置異性体の性質/光学分割と不斉合成/練習問題
第8章 有機ハロゲン化物
   有機ハロゲン化物の命名法/有機ハロゲン化物の構造と反応/ハロアルカンの置換反応/
   ハロアルカンの脱離反応/有機ハロゲン化物のまとめ/練習問題
第9章 アルコール
   アルコールの命名法/アルコールの構造/アルコールの反応/アルコールの置換反応/
   アルコールの脱離反応/置換反応と脱離反応の競合/アルコールの酸化反応/練習問題
第10章 エーテル
   エーテルの命名法/エーテルの構造と反応/エーテルの開裂反応/エーテルの脱離反応/
   エポキシドの反応/練習問題
第11章 アルデヒドとケトン
   アルデヒドとケトンの命名法/カルボニル基の構造/アルデヒドとケトンの反応/アルコールの付加反応/
   シアン化水素の付加反応/アミンの付加反応/グリニヤール試薬の付加反応/カルボニル化合物の還元反応/
   カルボニル化合物の酸化反応/エノラートの反応/アルドール反応/練習問題
第12章 カルボン酸とその誘導体
   カルボン酸の命名法/カルボキシ基の構造/カルボン酸の反応/酸としての働き/エステル合成/
   エステルの加水分解/クライゼン縮合/練習問題
第13章 アミン
   アミンの命名法/アミンの構造/アミンの塩基性/アミンの反応/脱離基・求核試薬・塩基の復習/練習問題
第14章 軌道論的取り扱い
   分子軌道法の考え方/酸素分子の構造/エチレンとブタジエンのπ軌道/ベンゼンのπ軌道/ペリ環状反応
第15章 有機化合物の構造決定
   クロマトグラフィー/スペクトル法

内容説明

アニメーションや音声解説でインタラクティブな学習を実現した新しいスタイルの入門書。今回の改訂で用語数を大幅に追加し、用語解説を全面的に書き直した。さらに「検索機能」を新たに追加し、使いやすさが飛躍的に向上した。

目次

第1部 CD‐ROMを使ってみよう(パッケージを開いたら;CD‐ROMはこう活用しよう;さあクリック!しよう)
第2部 反応の仕組みを理解しよう(電子移動とエネルギー図;有機反応の分類;極性反応―イオン的反応;求電子付加反応;求電子置換反応;求核置換反応;求核付加反応;求核アシル置換反応)

著者等紹介

山本行男[ヤマモトユキオ]
1949年京都市生まれ。1972年京都大学農学部農芸化学科卒業。1976年京都大学大学院農学研究科博士課程中途退学。1976年京都大学助手、同助教授、同教授を経て、2015年定年退職。京都大学名誉教授。農学博士。専門は有機化学。研究テーマは「生体触媒を利用する有機合成」「生体反応の有機化学の立場からの解明」など。約30年間、京都大学における基礎化学教育を講義と実験にわたって担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。