内容説明
本書は、内容の水準を中学校と高等学校に置きました。基礎的事項を理解する実験以外に、生徒たちの発展的学習に適応できる内容の実験も含めてあります。また、どの実験も容易に行えるように、わかりやすく記述・解説してあります。これらの実験を縦横に使用していただきたいと希望します。本書の実験は、多少の工夫を加えれば大学の基礎教育の教材としても適し、また一部をやさしくすれば小学校でも活用できるものです。
目次
第1編 無機・分析化学(物質と物体の違い―大理石・貝殻・卵の殻・チョークの成分;二酸化硫黄の性質―二酸化炭素の中でものが燃える ほか)
第2編 有機・高分子・生化学(フェノールフタレイン類とフルオレセインの合成;アセトアニリド(解熱剤)の合成 ほか)
第3編 物理・コロイド化学(化学電池づくり;熱で電気をつくる ほか)
第4編 工作(折り畳み式立体構造模型の作成;PVAフィルムから偏光板をつくる ほか)