内容説明
私はどこで死んだらいいの―。これは、私の病院に来られる患者さんやご家族の心からの叫びです。50年の臨床経験で接してきたエピソードをお話ししながら、幸せな臨終を迎えるために知っておくべきことをお伝えします。
目次
第1章 頻発する転院の悲劇
第2章 私を在宅難民にしないでください
第3章 福祉国家の片隅で
第4章 東京の医療僻地
第5章 私は介護をどこで受ければいいのですか
第6章 終の棲家の落とし穴
第7章 生活保護に疲れ果てて
終章 ブーゲンビリアの墓標―死んでもこの世の地獄は追ってくる
著者等紹介
志賀貢[シガミツグ]
北海道出身。昭和大学医学部大学院博士課程卒。医学博士。長年、大学評議員、理事、監事を歴任。大学経営及び医療制度などに精通している。臨床医として診療に携わる傍ら著作活動を続け、『医者のないしょ話』シリーズ(角川文庫)を始めとする著作数は260点に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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