目次
老年になる技術
人間としての現役
老齢のたしなみ
人間の最高の姿
人間、真剣勝負の時
死ぬ準備
老年の戦い
老年のおもしろ味
人生は学びの宝庫
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。54年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、日本藝術院・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞を受賞。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員。2012年まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表。日本文藝家協会理事。日本郵政株式会社社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
25
6つのテーマに分かれてるが表題の老年になる技術の章が参考になる、他人と比べることを辞めると自由になる、残りの人生は好きでないことには関わらない、共感できる。2013/05/20
Maiラピ
23
今までの上梓したエッセイの中からのチョイスされた曽野綾子の言葉たち、快老録?けっこうキツイ言葉も多いのだが頷ける。『私たちがほんとうに満たされるのは、受ける時ではなく、与えるときなのである。受ける時は、受けるものの量に左右され、少しでも少なければ、すぐ不満を感じる。しかし、与える時には、私たちは恥ずかしいほど少し与えても、心は満たされる。この効果はまことに不思議である。』そうだなぁ~恥ずかしいほど少しでも与えたことで心が満された経験ある!2012/10/31
Humbaba
8
人は生きている以上,必ず老い,そして死ぬ.その事実は誰にも,どのような手段をとったとしても変えられない.しかし,その死にゆく過程や自分の人生には,本人の遺志により意味付けすることができる.2012/12/09
だんまり
2
老親に買って渡します! 嫌味じゃないよね!?2013/02/20
MyMelody
0
老害にはならぬようにと自戒の意味を込めてこの本を読みました。年少者に敬愛されるような人物になりたいです。2016/08/01