本物の「大人」になるヒント (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784759311891
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

大人は無邪気であってはいけない、弱みにおいて人間は皆同じである、弱点をたんたんと言えないうちは未熟である、など、本当に役立つ人生の深い知恵。

目次

1 人間関係の基本
2 他者と自分
3 魂の自由
4 精神の鍛え方
5 仕事に対する考え方
6 選択と責任

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。54年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、日本藝術院・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞を受賞。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員。海外邦人宣教者活動援助後援会代表。日本文藝家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

26
職業を好きであるかどうかはそれに一生携わるならば、幸福の度合いに影響する。嫌いな仕事を一生するというのは精神的に参ってしまうだろう。 一般的に見て人間は好きなことしかしたくない。好きなものなら食も進むが、嫌いなものは一口も食べられない。好きな仕事なら自然に打ち込むし、覚えも早く熟練も楽にできる。 職業を嫌いになるよりは好きになった方が良い。 そんな好きになれるわけないじゃないか、そう思ったら好きな仕事を探すか、その仕事を好きになる。道楽にするといった良い方向に持っていくしかない。2019/08/01

る-さん

1
総じて自己を律するよう努め、またその弱さを許すと同時に他人の弱さも受け入れ、時には白黒迫らず流れに身を任せて時が解決するのを静かに耐えて待つこと、という風にまとめられるような気がした。『まっとうな人間とは、愛をもって損な立場に回れる人である』とあるが、これは他者を優先し無償の愛で何かを施せば自身にとって必ずしも理に適うことばかりではないことを意味している。「私たちは一人でいる時より、むしろ集団の中にいる時の方が危険である。」匿名性に隠れてタガが外れることの危険性、無邪気を隠れ蓑にした無知には気を付けたい。2023/09/16

黒木 素弓

1
短く歯切れのよい文章で、大人の心得が書いてあります。今から大人になろうとする若者にこそ、呼んでもらいたい本だなぁと思いました。2011/07/22

おの

0
久々に曽野さんの本を読んだ。いつもは「ふむふむ」となるのだが、今回は「そうか?」と懐疑的。気持ちの持ちようだろうか。2016/01/24

さみこっこ

0
いろいろ納得する部分が多々あり。叱咤激励された気分になった。一刀両断されている部分もあるが、ご自身のことを「意地悪ババア」と認めてらっしゃるところにくすり。2014/02/06

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