私日記〈2〉現し世の深い音

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759306910
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

小説家の鋭い人間洞察の眼にひそむ人間味あふれる私人の顔。組織のリーダーとしての公人の顔。ここには、いつも本音、どこでも本気の自然体の人生がある!待望の書第2弾。

目次

年月は人を癒し、伸ばし、育てる(百万円の使い道;現し世の深い音;棄て魔の情熱;文明を遠く離れて)
人生の過程を楽しむ才能(海賊の手紙;食堂街の友;ラクダは楽だ、ではない;ジャガイモとパセリの仲)
すべての人に「与える」光栄を(猫の気力;リモーネという名の村;油断のならない空気と暖かさの混在;ペルー版銀河飛行)
自由とはするべきことをすること(鉄は熱いうちに打て;長い一日;ゆるぎなき継続と惰性;家を空けてばかり)
人生の終息への整理(枝垂れ梅の下で;肩凝りの春;現代版巡礼の旅;掘っ立て小屋の海老鍵;夫の姿なく)

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
東京生まれ。1954年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受賞。93年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞受賞。日本財団・会長、日本芸術院・会員、海外邦人宣教者活動援助後援会・代表、日本文芸家協会・理事
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あや

5
無給で日本財団に勤め私費で貧困の国を歩いたりペルーのフジモリ大統領を自宅の離れに住まわせたりの日々が綴られる。2020/05/05

Yamanaka Shinya

0
「私は、そうとう親しい人でも、最後まで本質がわかるはずないと思うから人物評ができない。」至極同感である。安易に人様のことが分かったなどというのは、少し思い上がりということか。私など家族のことさえよく理解していないので、納得がいくのである。2012/02/21

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