目次
前口上
千秋万歳の頃
千秋万歳の受難
万歳の時代
尾張万歳
万歳たちの日常
万歳の由緒
算置と声聞師
万歳と占い
伊勢大神楽―獅子と軽業の妙技
軽業―世界を驚嘆させたアクロバット
絵解き―地獄極楽の図と熊野比丘尼
琵琶法師と座頭―盲人と芸能
説経―胸の内に、いかほど哀れに殊勝なることのあろうはずよ
日暮太夫と近松寺―説経と興行
鉢叩き―瓢箪を手に世の無常をすすめる
鉢叩きと空也堂―本山と末派
願人―その多様な芸能と宗教活動
猿まわし―猿が証拠に候
芸能から見る近世―むすびにかえて
著者等紹介
村上紀夫[ムラカミノリオ]
1970年、愛媛県生まれ。立命館大学文学部史学科卒、大谷大学文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)(奈良大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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