内容説明
長野県・千曲川流域の草むらで、男女二人の死体が相前後して発見された。二つの事件は同一犯の仕業か、別々の事件なのか!?手掛かりも少なく捜査は難航していた。一方、同窓会に出席していたはずの妻が身元不明の他殺体として発見されたと知り、夫の大瀬進が長野の事件現場へと向かった。松本の同窓会に向かったはずの妻が何故、上田市近郊で殺されたのか?やがて事件は、複雑な繋がりをみせはじめる…。棟居・牛尾刑事も活躍する、森村ミステリーの傑作長篇。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、熊谷市生まれ。青山学院大学卒。69年、『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年、『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、2003年、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。推理小説、歴史小説、ドキュメントと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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