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挑発者

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758410847
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人を欺くために、自分を欺く。偽りの貌と心を手に入れた者は、いったい何を求めるのか?私立探偵・畝原シリーズ、待望の新刊!書き下ろし。

著者等紹介

東直己[アズマナオミ]
1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。土木作業員、ポスター貼り、タウン雑誌編集者などを経て、92年『探偵はバーにいる』で作家としてデビュー。2001年『残光』で第54回日本推理作家協会賞長編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみ

25
再読。探偵畝原シリーズ。面白い、面白いけれど、話が長い。いろんな風呂敷広げて結局どれが本筋か見えにくくなるように感じた。 世の中に起こる事件の数を思うとよりリアルってことなのかもしれないけれど。わけわかんない商法やわけわかんない集団のこと書くと上手いなぁ。 畝原氏は真面目で好きな主人公。メールの返信の冒頭が「○○様メール拝受」って!今使う人いるのかなぁ。2018/11/30

asa.com

8
畝原探偵第6作目。 今回は依頼された三事件が同時進行。 マスコミが持ち上げる偽エスパーの宗教家をやり込め依頼人を詐欺被害から救う。 ミスコン主催者から出場者のキャバ嬢の身元調査を引受ける。 そして、浮気調査を依頼した妻の行動の謎。 話の核はバラバラ殺人や親指だけ残し行方不明になったディレクター。 ストーリーより楽しいのは妻の明美、娘の真由、冴香、幸恵とのやり取り。幸恵の成長には心が救われました。 北海道弁やススキノ界隈の雰囲気、会話の軽妙さで、適当でも品の良さもあり、味わいある作風の作家さん。 2013/05/25

akira

5
再読。畝原家の娘たちの成長に驚く。ゆるやかにおだやかに話が進行すると思ったら急に過激な展開を迎えるのは本作も同じだが、嫌じゃない。とても、好きなシリーズ。2014/02/05

kaneh

3
畝原シリーズ第6弾 最後に少々危険な場面があったが概ねホームドラマのようで畝原ファンは満足でした。序盤のうち「ゴッデス・プレアデス」の最有力候補と目されていた娘がまさかという感じであった。ただやはり、長門巧がなぜバレたか、ロボがどうなったか、巽大人がなぜ心中したか、なぜこの巻で説明できないかな…。松尾の名が出てきたのは嬉しかった。諭鶴羽がいい味。2011/11/24

mitsu

3
他の人が書かれているように最初にこれを読むのはお勧めしませんが畝原探偵が気に入った人には悪くないと思います。幸恵が良いですね。2011/11/11

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