著者等紹介
デッドボールP[デッドボールP]
1985年、横浜市生まれ。慶応大学法学部卒。ゲーム会社勤務後、フリーのサウンドクリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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giant★killing
11
約3年前、付録のCDに入っている楽曲『脱げばいいってモンじゃない!』の音声データが欲しいだけという、スケベ心丸出しな理由で購入w 内容は機械人形に脱げ脱げと連呼しまくる変態な主人公のマスターと、自我が生まれ、P45「マスターはいつだって脱げ脱げ脱げ脱げしつこいんですよ!確かに私は機械人形ですし、命令には絶対服従ですよ?でも、私はマスターのお人形じゃないんです!毎晩毎晩脱げ脱げ脱げ脱げって、いい加減うるさいんですよ!」と、羞恥心のある機械人形の女の子ユニの二人を中心とした、10個のショートショートのお話。→2016/07/11
鑑真@本の虫
2
短編集形式。 楽曲ノベライズというよりは、純粋にオムニバス作品であり、『リンちゃんなう!』のノベライズと同系統の構成。 デッドボールPといえば、官能的でハイセンスな曲を作る為、あまり期待はしていなかったのだが、予想に反して誠実な筆致で、儚い物語が綴られており、驚かされた。木像吉祥天立像のエピソードなど感動的な物語が多いが、ユニの話が一番好き。 冒頭の掛け合いも楽しいか、そこからラストで語られる、繊細で一途な想いがホロッとさせる。 とてもあたたかな一作。2014/03/14
SHIZ
2
表紙で「物凄く買いづらい」と思いましたが、中身は短篇集で読みやすくそしてデPだった。ボカロとタイトルにありながら、人間とロボット(ヒューマノイド)のお話でボカロ全く関係ない。ところどころに出てくる歌詞にワクワクしたり、日常・シリアス・ギャグ・ミステリー?など飽きさせない話の流れでした。人間とロボットの生と死、外見、精巧さ、そういった違いを書かれている。アレなデPより綺麗なデP多め。2013/09/03
なぎ
2
デPさんだからそういうアレな内容…と思っていたら全然違っていてホッとしました(笑)しかしこの本はボカロという単語が出ますが、ボカロなんてほとんど出てきません。よってこの本はボカロ知らなくても読めます。短編形式で読みやすくユニちゃんの話がやはり面白いですね。デPさんの一番好きな歌が金の聖夜ですので、最後金の聖夜をモチーフにユニちゃんの話がでてきた時はすこしじーん…としました。しかしあれだけ内容をぐちゃぐちゃに(いい意味で)しておいてよくあの最後に繋げたなあ…って思いました。2013/08/03
(´゜Д。)
1
最後が本当に不意討ち、小説で泣いたのはじめてでした!やっぱりボカロ最高\(^o^)/2013/08/20