内容説明
あたしは流星が黒い瞳をしていてもいい。このあたしを見つめてくれるなら―。東京の下町・谷中にやってきた篝と流星座の面々。長屋を借り、興行の準備を始めようとした矢先、付近一帯でたちの悪い新種の病が流行しはじめる。「西班牙風邪」と名づけられたその病魔は、無防備な篝の背後にも忍び寄り…。かけがえのない少女の命を救うため、天狗として残された最後の力を振り絞って、流星は羽団扇を打ち千里を駆ける！著者渾身の大正ロマンファンタジー、激動と感動のクライマックスへ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まー
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これでいったんシリーズ休止ということで残念すぎる。2008/03/03
雨蛙
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しばらくここでお休みとのこと、風天坊のことが結局どうなるが気になるので、そのうちどこかで書いてほしいと思う。2010/01/13
ma-no
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小豆相場の仕手師の描写がおもしろい。2007/12/18
