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内容説明
「私の国って、謎の独裁国家になってるの!?」日本の女子中学校で新体操部の後輩達から“姫様”と黄色い声援を受ける金髪碧眼のワーシャは、本当にお姫様だった!保護者がわりの雀原摩耶から言質をとったワーシャは、意気揚々と祖国に乗り込む。しかしそこに待っていたのは、荒涼たる大地と、裏切りと、メイド服(!)と…一人の少女との運命的な出会いだった。進路志望は祖国奪還!!女心もT54も、しなやかに射止めるアクションミュージカル、開幕。
著者等紹介
富永浩史[トミナガヒロシ]
ライター稼業を経て、第五回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『死天使は冬至に踊る』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あらたま
1
あとがきで言ってた通り「ベルクトに乗るのか?」と思って新刊として買ったはずなんだけど、何年眠っていたのか…。主人公ワシリーサことワーシャ(日本名:小鷹和智)は祖国が現在謎の独裁国家状態であり、元王族の自分が軍需産業を相続していると知って祖国奪還に乗り込む。他の人も言ってるけど、ラノベ的な百合キス魔とかメイドとか生体コンピュータみたいなこまけぇ事は良いんだよムードと戦闘車両や銃器の詳細スペックなどの噛み合わせが微妙。奪還ならず仲間は得て続くな感じだけども…。わんこは可愛い(語弊)2015/02/06
ハヤブサの竜
1
彼女の活躍のせいで、脇役や敵が死んでゆくのが、けっこう悲惨な話。それに悩んでいるけど、天真爛漫百合姫は揺るぎません。祖国は奪還してないし、続刊はあるのじゃろうか…2012/05/03
灰月
0
AKが一連射なあたりがマニアック。いちゃいちゃしまくりで良かったです。あと、挿絵の吉田音さん。すごい好みです。この人のイラスト、もっと見たいものです。2011/07/17
ねんこさん
0
作者の人が仮想戦記作家だけあってその方面(主にソ連/ロシア)のネタはそれなりに充実。ただ、ラノベ的な部分と仮想戦記的な部分の食い合せは正直なところあまり良くない。変にラノベ的なノリを意識せず、美少女の出てくる仮想戦記として描いても良かったのではないかと感じた。2010/12/27
クローカ
0
ライトノベル。ハリウッドのB級アクション映画を素材にして百合をやったらこうなりました、みたいな話でとても良かったです。全体的な雰囲気が少し古めなのは持ち味でしょう。個人的にはアリ。面白かったです。続きが読みたいなあ……。2010/09/26