近代文学研究叢刊<br> 漱石の表現―その技巧が読者に幻惑を生む

個数:

近代文学研究叢刊
漱石の表現―その技巧が読者に幻惑を生む

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757607156
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3395

内容説明

作品『それから』の、指輪に載る“真珠”や、長く密にどうどうと家を包んで降る“雨”などに、ユニークで未見の読みを論じる。その他「前期三部作」から、風や雲、竹などの自然、身の回りの小道具類の象徴性を拾いあげ、色の持つ象徴性を作品『虞美人草』を通して追究する。作品『坑夫』や『道草』を彩るユニークな換喩表現を読みとる。本論究の投じる一石は、作品『心』に仕上がりを見せる漱石「後期三部作」の構成に、スチーヴンソンの『ジーキル博士とハイド氏』との顕著な重なりを論究するなどなど、漱石の新聞小説から長編十作品について、その表現、表記等の特色を徹底して追究し、「漱石の表現や作品構造が、その小説技法が、“読者の幻惑”を生む。」と論じる。

目次

はじめに 作品即ち作者の表現
第1部 漱石の表現
第2部 作品に描かれる象徴
第3部 後期三部作における語りの転換
第4部 顕著に見られる視点の転換
まとめ 幻惑を生み出す表現

著者等紹介

岸元次子[キシモトツギコ]
昭和25年、福井県に生まれる。平成18年、武庫川女子大学大学院文学博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YY

0
厳しすぎる言い方かもしれないが、これの著者に修士号、博士号を出した大学の審査能力を疑いたくなるような本だった。そもそも、参考文献一覧で西暦と和暦が混在していたり、論文集を漫然と書名だけ載せたりと形式面がなっていない。内容面でも、「幻惑」の実質に踏み込めていないという弱さが、全体を読書感想文に毛が生えた程度のものにしている。「面白み」を出しているとか、論文で書くことなのか?2015/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9020653
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。