内容説明
謎は解き明かされる。0組候補生の悲劇とともに。マキナの選択に世界はどう応えるのか。『FINAL FANTASY零式Change the World』ついに完結。
著者等紹介
月島総記[ツキシマソウキ]
1980年生まれの小説家・シナリオライター・原案家。2006年に第3回スクウェア・エニックス小説大賞に入選し、作家としてデビュー。以後、小説・ゲームシナリオなどの分野で幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みぃ
1
ちょいちょい泣きそうになる。みんなの言葉に。これはゲームよりひとつ前の世界で、フィニスの刻が訪れてしまうわけだから、ハッピーエンドなわけがなく、悲しい物語。その辛く悲しい世界の中で必死に生きてるクラス0のみんながキラキラしてて惹かれてしまう。これが零式。泣けちゃう(ホロリ)この物語からゲームの世界に繋がるのか、とより深く零式の世界を知ることができた。2017/02/28
Ai
1
タイトルの意味が最後にわかった。単にゲームをした人が読んだら結末がわかってしまうために違うシナリオかと思ったらそういうことだった。ゲームのストーリーへとつながる序章にすぎない壮大なストーリー。これはこのゲームならではのストーリーであり、こういうのは好きだ。面白かった。2012/09/04
みつき
1
この方のテキスト、好きかも。零式の「ひとつ」のお話として1・2巻共に楽しめました。ゲームノベルスは本当に久々。2012/08/07
heavygamer
1
「9と9が9を~」って意味は何となく分かったけど、結局アレシアの正体とか分からないままだし、謎の仮面の人物のことも触れられてなかったな… アルティマニアには載ってるのかな?2012/07/01
クロソフィ
0
はああ……下巻が取り扱っているのはゲームでも盛り上がってきた部分なので、粛々と読み進めていました。上巻と違い、大筋はゲームと同じなれど作戦内容はだいぶ違いましたね。指揮官してる大人2人が良い感じ。上巻でもですが、ゲームの本編セリフはもちろん、ゲームのラストや主題歌「ゼロ」を思わせる描写も細かく入ってきたので、著者さんはよっぽど色濃く作品世界を構築してくださったなと。アルテマ弾乱発やルシの死に方、真相の明かし方など、展開がやや早めというか若干ご都合・説明口調気味なのは、まあ2巻で収めるためには仕方ないです?2014/09/23