美しい暦のことば

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757303737
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0095

目次

初春
仲春
晩春
初夏
仲夏
晩夏
初秋
仲秋
晩秋
初冬
仲冬
晩冬

著者等紹介

山下景子[ヤマシタケイコ]
兵庫県神戸市生まれ。武庫川女子短期大学国文科卒。現在、神戸市在住。音楽教室講師。「北海道・北の讃歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、作詞作曲で数々の賞を受賞。夢子というハンドルネームで、メールマガジン「センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~」を発行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もも

25
季節ごとに確認しながら読みたい本です。図書館から借りた本なので、返してしまうのがもったいない感じです。パステルカラーでデザインされたページもきれいで、手書き風の文字も味わい深いものになっています。二十四節気とともに、それよりもっと細かい七十二候が紹介されています。そのほとんどがはじめて聞く言葉でした。ちなみに6/6~6/10は「蟷螂生(かまきりしょうず」2011/06/08

kishikan

22
日本の文化の特色は、自然(海・山)、そして四季と日本語にあるという人がいます。この本は、暦上の一年の季節の移り変わりを現した言葉を辞書風にまとめたものです。昔の人の季節感をしみじみと味わうことができますし、きっと誰もが旧暦に愛着を感じることでしょう。この本は旧暦の二十四節気の辞書のように用いることもできますが、山下景子さんの説明の文章がとても美しく、季節の移り変わりを見ているようで、読物としても魅力があります。是非手元において置きたい一冊です。2011/09/18

paty

14
四季のある日本に住んでいて良かったなぁとしみじみ。挿絵や書体も可愛らしく、読みながらほっこり。そんな一冊でした。2011/07/06

むぎじる

13
冬至・夏至・春分・秋分を基準に、1年を24等分にした24節気と、だいたい5日おきに自然の様子を表した72候を紹介した本。たくさんの言葉を尽くして表現される季節の名前を見ていると、昔の人は自然に親しみ慈しむとともに、生きていくうえでいかに季節の移ろいを重視していたかがよくわかった。季節にかかわる言葉の紹介も楽しかった。お気に入りは、「雪」の別名の「瑞花」。季節の流れに風流を感じ、優しく語りかけてくるような文章に心地よさを味わうことができた。2012/11/08

yamakujira

6
「立春」に始まり「東風解凍」「黄鶯睍睆」と続けて、二十四節気と七十二候の言葉を紹介する。季節を彩る自然風物を表す言葉の機微に、あらためて日本語の美しさを感じるとともに、こうした言葉を受け継いできた日本は農業国だったんだなと思い至る。現在でも、旬の食材を食卓に飾ったり、桜の開花が話題になったり、季節感を生活の潤いにしてるけれど、都会では自然との距離が遠くなってるかな。争乱も飢饉もない現代だからこそ、もっと四季を感じる余裕を持てる生活がしたいね。 (★★★☆☆)2017/07/02

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