内容説明
スペイン流スローライフは仕事も暮らしもマイペース。土地に根ざした日々の生活から紡ぎ出される小さな物語。
目次
序章 グラナダは小さなハンカチーフ
第1章 古都グラナダで小さな家を買うまで
第2章 食材王国スペインのわくわく市場探検
第3章 スペイン流の心地よい暮らし
第4章 暮らしを彩る雑貨や道具の物語
終章 サンタのいないクリスマス
著者等紹介
中山瞭[ナカヤマリョウ]
1962年、横浜生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。日本航空勤務を経て、フリーランスライターとして独立。1992年渡西後、国立グラナダ大学大学院文学部歴史言語学科博士課程に入学、スペイン文学とラテン・アメリカ文学における歴史と社会のコースで学ぶ。スペイン関連の海外ルポ、旅行記事多数。現在、日本とスペイン・グラナダの仕事場兼住まいを往復しながら、執筆を続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
90
読友Pochiさんのレビューを読んでいたら、無性にスペインに行きたくなって購入。来年くらいには行きたいものだ。著者の中山瞭さんは、グラナダに居住して15年。ここにピソ(日本でいうマンション)を買って拠点とし、日本とスペインを往復しているスペイン・ウオッチャー。グラナダで家を買う時の苦労にはじまり、かの地での暮らしの様々を伝える。ただ、構成がやや網羅的に過ぎるのと、グラナダならではという強い想いが今一つ伝わらない。彼女の経験が、アンダルシア、あるいはスペイン一般に解消してしまいそうなところは残念だ。 2014/01/12
milk tea
12
家探しの苦労やリフォーム会社に騙され、それを乗り越えグラナダの楽しい生活がある。彼女の部屋の窓から見える風景が目に浮かぶようです。2016/12/24
Kaedina
3
2004年出版の本。うん、確かにその頃の空気感がある。ヨーロッパで暮らす女性の体験記が本になる時代の最後かな。2014/10/10
八
1
異国情緒。あんまりまとまりがない気がする。表紙から食とか市場関連に特化してる内容なのかと思ってた。2015/05/11