「国民」意識とグローバリズム―政治文化の国際分析

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「国民」意識とグローバリズム―政治文化の国際分析

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757121317
  • NDC分類 311
  • Cコード C3031

内容説明

グローバリゼーションの大波を前に「国民」国家、「国民」経済、「国民」文化はどうなるのか。欧亜18ヶ国の大規模な世論調査をもとに、国民の「国家」によせる意識の行方を探る。

目次

第1章 政治文化の類型化(国家への一般大衆の支持を構成する要素:一体感、信頼、満足;政治文化の多様性を探る ほか)
第2章 政治への信頼とグローバリゼーション(政治制度に対する市民の信頼;民主的組織と非民主的組織への信頼の比較 ほか)
第3章 「国家」への「満足」の意味するもの(生活および社会に対する満足感;生活および社会に対する不安 ほか)
第4章 マスメディアとグローバリゼーション(グッド・ガバナンス;三種類の民主主義―その強みと弱み ほか)

著者等紹介

猪口孝[イノグチタカシ]
東京大学東洋文化研究所教授。1944年生まれ。1966年東京大学教養学部教養学科卒業。1974年マサチューセッツ工科大学大学院政治学博士号取得。1974‐77年上智大学外国語学部助教授。1977‐88年東京大学東洋文化研究所助教授を経て、1988年より現職。1995‐97年には国際連合大学上級副学長を務めた。計量政治学やモデル分析を先駆的に開発したことで知られ、日本政治研究では歴史的射程を伸ばした政治文化論を、国際政治研究では大規模な世論調査に基づくアジアやヨーロッパの民主主義体制比較、世界システム論、グローバリゼーション論、民主化論を取り入れた20世紀分析を展開している。現在、ケンブリッジ大学出版局の「Japanese Journal of Political Science」とオックスフォード大学出版局の「International Relations of the Asia‐Pacific」の二誌の編集長を務める
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