内容説明
「帝国」と「極貧」に翻弄されてきた第三世界の国々。偉大な思想家・マリアテギの提言が生きる共同体。この忘れられかけた国々を30余年にわたってフィールドワーク、周辺的視座から、21世紀における「貧しさと豊かさ」を探る。
目次
はじめに 21世紀における周辺部からの眺望
第1章 偉大な思想家マリアテギとの出会い
第2章 マリアテギの提言が生きるペルー共同体で
第3章 革命のニカラグアを歩く
第4章 中米の真の危機「低開発」
第5章 カリブの自立とその障害
終章 「貧しさ」とは何か―ペルーの救世主の町、ビジャ・エルサルバドル
著者等紹介
原田金一郎[ハラダキンイチロウ]
1947年青森生。1972年神戸大学卒。1978年神戸大学大学院経済学研究科修了。同年大阪経済法科大学経済学部専任講師。1999年同大経済学部教授。ラテンアメリカ経済研究が専門
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