常識として知っておきたい「美」の概念60

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊/高さ 21cm
  • 商品コード 9784756241320
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0071

目次

西洋編(アルカイック;クラシック;ヘレニズム;古代ローマ様式;ビザンティン様式 ほか)
日本編(花鳥風月;雅び;枯山水;幽玄;婆娑羅 ほか)

著者等紹介

城一夫[ジョウカズオ]
共立女子学園名誉教授。色彩文化や芸術の分かりやすい解説に定評がある。専門は色彩文化(史)、文様文化(史)、ファッション文化(史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せっちゃんさん

16
今年、美術系の本を読む!2冊目。美の西洋史・日本史の年表図録的な本。見開き2~4Pで各用語の解説。西洋史は、「古代ギリシャ建築~印象主義~ヴィクトリア様式~ポストモダン」等々、46項目に分類。日本史は14項目。個人的には①時代の流れで解説するので画家達の葛藤・戦いが伝わる ②項目少ないけど、日本美術も素敵だと思わせてくれた。毎日観て目の保養にもなる一冊。2021/12/26

kei

14
芸術の主に歴史用語60語を取り上げた本。西洋はアルカイック、クラシック、ヘレニズムから始まり、ポストモダンまで、日本編は花鳥風月から萌え、まででした。ざっと目を通しただけです💦以前は、バロックやロココが好きでしたが、 今は、写実主義や印象主義の作品が好きです😊普段、何でもかんでも古いものを「クラシック」とひとまとめにしてましたすみません…と少し反省しました💦 2019/08/26

りょちみ

14
たまにこのような体系的な本を読むと、全体を歴史とともに捉えることと、それぞれの特徴と、そして一番大事なのは自分の好みがわかることが良い。今まで現代美術についてはあまり良く知らなかったけど、デ・ステイルのピエト・モンドリアン(赤、青、黄のコンポジション)や、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタインは割と好み。日本編はあまりページが割かれていなかったけど、琳派や浮世は見ていて楽しい。俵屋宗達、岩佐又兵衛、菱川師宣、葛飾北斎、歌川広重、など。2019/01/17

zirou1984

13
ヘレニズム/ゴシック/マニエリスム/アール・ヌーヴォー/花鳥風月/わび/さび/萌え…美術に対して造詣を深めようとする時、最初につまずくのが特定の様式や流行を指す聞き馴染みのない言葉たち。本書では東西の美術史で出てくるこうした美術の概念を指す言葉60個をチョイスし、フルカラーで具体的作品と対応させながら解説していく。多少教科書的なのは否めないが、辞書変わりに巡っていても楽しめるし、付録の年表&イメージ比較表は興味深い。これを見ると19世紀から20世紀初頭にかけていかに美術の多様性が形成されたのかよくわかる。2013/03/23

oDaDa

8
美術の概念をまずは概括的に勉強したかったのだけれど、あまりにも広範で、手頃なのが見つからなかったところに救世主の如く現れた値段も手頃な良書。日本の美の概念にも別枠でページが割かれており、日本の美的精神性の高さは海外と比較しても全く遜色ない。ジャポニズムやアール・ヌーヴォーなど、実際あちらでセンセーションを巻き起こした様式にも日本は大きな影響をもたらしているのである。キアロスクーロについては初見で、レンブラントは明らかにこの系統だろうと思うけど、フェルメールはどうなんかな。2014/01/21

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