内容説明
いま沖縄からアジア諸国へ問う平和と成長の「ロジック」アジア共同体序論。
目次
六〇〇年の恩返し―国際協力を通した沖縄とアジアの平和構築
「東アジア共同体」の展開と可能性
東アジアにおいて中国が求めることとその射程
周辺アジアから見た沖縄人アイデンティティ
アジアのダイナミズムと沖縄の発展
キリスト教と沖縄の体験的平和論とアジア
沖縄戦で学んだこと
もう一つのアジア共同体構想を考える
比較島嶼論から考える平和のロジック
平和づくりの理論と実践―沖縄・長崎・広島からアジア・世界へ
沖縄の「平和教育」の歩み―成果と課題を考える
東アジア共同体の構築
韓国から考える東アジアの平和構築と地域共同体
著者等紹介
友利廣[トモリヒロシ]
1948年、旧・平良市(現・宮古島市)生まれ。1981年、筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了(経済学修士)。専門は開発経済論、比較島嶼経済論。小島嶼国の経済発展に関する比較研究、小規模経済と自立経済の産業連関分析を通し、国際的平和の島・沖縄の経済発展の可能性を示唆している。2016年、沖縄キリスト教学院大学学長に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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