内容説明
遺された手帳と財布に託された日本兵とアメリカ兵の絆。太平洋戦争の激戦地で一人の日本兵が儚く散った。いつまでも戦争を終わらせることのできないアメリカ兵がいた。二人の足跡を辿る著者が、残された家族たちの姿から戦後70年の心の軌跡を追う。
目次
平和の糸を紡いで
草稿を読んで
橋本〓壽奈さんに感謝し故會田作治郎さんの御魂に捧ぐ
一冊の手帳の持ち主の遺族探しにかかわって
戦争の記憶
會田作治郎さんの足跡調査資料集
著者等紹介
橋本〓壽奈[ハシモトタスナ]
昭和10年3月31日成田市生まれ。成田高等学校新宿文化服装学園中退。千葉県明るい選挙推進協議会委員。成田UNESCO協会婦人部長。2008年陶土による小さなバラ達をテーマに銀座ティファニーにて陶芸展開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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