カント研究の締めくくり (増補)

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カント研究の締めくくり (増補)

  • 鈴木 文孝【著】
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  • 以文社(2016/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 115p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753103324
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C3010

出版社内容情報

著者の永年の『純粋理性批判』の研究を中心に置きながら、カント解釈を古典物理学から20世紀現代物理学へのパラダイムシフトといった優れて広い視座から研究した、いわば著者による哲学研究の研究史的自伝。本書はその補遺。



凡例

序章

第1章 『カントの批判哲学と自我論』の執筆を終えて

 第1節 哲学と英語

 第2節 カント哲学と荷風文学との内在的親和性

 第3節 英語の語法

 第4節 カント研究の動機

第2章 「超越論的弁証論」をめぐって

第3章 『純粋理性批判』第二版の「コーギトー」

    命題に関する脚注をめぐって

第4章 『純粋理性批判』とコペルニクス的転回

 第1節 カントとコペルニクス的転回

 第2節 「空虚な空間」

第5章 「パラダイム」をめぐって

 第1節 パラダイムの概念

 第2節 古典物理学から20世紀物理学へのパラダイムシフト

 第3節 パラダイム論とカント解釈

 第4節 「無制約者」の理念とカントの学問観

 第5節 学術集団とパラダイム

第6章 現代物理学に学んで

 第1節 場の物理学

 第2節 中間子論

 第3節 素粒子物理学の標準理論

 第4節 統一場理論と宇宙論

第7章 関連事項の解説

 第1節 合理的心理学の諭題表について

 第2節 近代科学の設立についてのカントの言及をめぐって

 第3節 遠隔作用について

終章

補論

 補論1 『純粋理性批判』第二版の「純粋理性の誤謬推理について」の章に関する注解

 補論2 Notes on the footnotes to the chapter ‘Of the Paralogisms of Pure

  Reason’of the Critique of Reason on pages B422-423 and B414-415

 補論3 「カント批判哲学の倫理学的研究」

 補論4 「「我在り」という個別的表象」という言葉について

[付記]

参考文献

鈴木 文孝[スズキ フミタカ]
鈴木 文孝(すずき ふみたか)
1940年、静岡県に生まれる。1963年、東京教育大学文学部卒業。1965年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1970年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を学科課程修了にて満期退学。その間、昭和43年度、昭和44年度日本学術振興会奨励研究員。2004年、愛知教育大学教授。教育学部を定年により退職。現在、愛知教育大学名誉教授、文学博士(筑波大学)。
著書:『カント研究――批判哲学の倫理的構図』(以文社、1985年)
『カント批判――場の倫理学への道』(以文社、1987年)
『倫理学の探究』(以文社、1988年)
『共同態の倫理学――カント哲学及び日本思想の研究』(以文社、1989年)
『近世武士道論』(以文社、1991年)
『若き荷風の文学と思想』(以文社、1995年)
『カントとともに――カント研究の総仕上げ』(以文社、2009年)
『永井荷風の批判的審美主義――特に艶情小説を巡って』(以文社、2010年)
『諦めの哲学』(以文社、2011年)
『西洋…

目次

序章
第1章 『カントの批判哲学と自我論』の執筆を終えて
第2章 「超越論的弁証論」をめぐって
第3章 『純粋理性批判』第二版の「コーギトー」命題に関する脚注をめぐって
第4章 『純粋理性批判』とコペルニクス的転回
第5章 「パラダイム」をめぐって
第6章 現代物理学に学んで
第7章 関連事項の解説
終章
補論

著者等紹介

鈴木文孝[スズキフミタカ]
1940年、静岡県に生まれる。1963年、東京教育大学文学部卒業。1965年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1970年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を学科課程修了にて満期退学。その間、昭和43年度、昭和44年度日本学術振興会奨励研究員。2004年、愛知教育大学教授教育学部を定年により退職。現在、愛知教育大学名誉教授、文学博士(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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