出版社内容情報
ちゅうしゃをして動けないようにしたイモムシを子どものえさにする、かわったハチのくらし。 幼児~小学校低学年
内容説明
フランスのアンリ・ファーブルというおじさんはこんちゅうがだいすきでした。いろいなこんちゅうのすんでいるところへいって、まい日まい日、じっと見つめていたり、じぶんのうちにこんちゅうをかって、そのくらしぶりをこまかにかきとめたりしました。そうしてしらべあげたことをかいたものが、この『こんちゅう記』なのです。
目次
じがばち
とっくりばち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
21
ジガバチとトックリバチ、狩人バチの巻。どちらも、青虫や尺取虫を針で刺し、神経を麻痺させて、死んではいない動けない状態にし、穴やとっくりの中に入れ、卵を産みつけ、かえった幼虫の餌にするそうな。青虫たちは、生贄なされてしまい、かわいそうです。デュフールの論文が口火役になりファーブルの昆虫研究が始まったそうな。ファーブルの神経を麻痺させて動けなくしているのではないかという推測が観察で証明したことになりました。トックリバチの幼虫のとっくり、いくつも重ねられ不恰好になるのが面白い。原著のハチの観察、読んでみたい。2017/02/02
k66gunso0822
4
ハチによって、巣の作り方がちがうことを初めて知りました。子どもにケムシを与えるハチをカリュウドバチという。 ちゅうしゃが得意なハチ、巣作りが得意なハチ、ハチもなんでもかんでもできるわけじゃないというのが心に残りました。2014/07/30
絵具巻
3
学校図書室でかりました。2018/06/07
tomo
1
はちのしんかについて、じかばちのしんかとかがあって、面白かったです。 2021/06/24
AiN
0
じがばち。あめでとっくりばち、みかどとっくりばち。2011/02/16