出版社内容情報
夏のおんがくか、セミのながい一生。音を出すきかいのひみつは?…。 幼児~小学校低学年
内容説明
なつのおんがくか・せみの、ながい一生。音を出すきかいのひみつは?
目次
ありとせみのどうわ
らんぼうなおきゃくさん
音を出すきかい
たまごとやどりばち
あかちゃんが出てきた
トンネルをかためよう
天じょうをこわして…
せみのサーカス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
23
1冊、セミの巻。セミは、樹液を飲むときにありやハチなどに邪魔されるが我慢強い虫だそうだが、横取りやちょっかいにはがまんできないようだ。10日の成虫後、死骸がありのえさになる。童話のセミが怠け者でアリにたすけを求める童話とは真逆のようだ。セミが木に卵を産み付けるそばから、小さいハチがセミの卵に卵を産みつけ、かえるとセミの卵を食べてしまうようだ。生き残るのも大変。孵化して幼虫になり、地面の下へ。五年の地下生活。この期間を調べた学者のことが後書きに書いてあるが、大変な研究だと感じた。続く、、。2017/01/31
Yukiko Yosuke
13
1冊まるごとセミのお話。セミは何年もの間の土の中での幼虫時代を過ごし、その後の数週間から1か月程度の短い成虫時代で一生を終える。木の穴に卵をたくさん産みつけても、よそ見をしている間にヤドリバチに卵を産み付けられてしまうとか、死んだ後はアリたちの餌になるとか、自然界の厳しさも教えつつ、セミについて詳しくなれる。しかし、昆虫食べてみるとか、ファーブルのあくなき探求心に感心することしばしば。/小2娘に。2023/05/28
Sara
11
【5才】初めての(最初から最後まで聞けた)児童書。絵は絵本と比べると格段に少なく、文章量もさらにとってはかなり多め。が、大好きセミの本ということでしっかり内容も理解しながら、だいぶ時間をかけて読み切りました。ほんとは何日かに分けて読もうと思ってたんだけど😅知識的にはよく知っていることが多かったですが、だからちゃんと聞けたんだと思います。何度か「せみがうたう」という表現が続いた後に、さらが「せみは歌うじゃなくて、鳴くだよ!」というと、その次の文章が「虫ですから、なくといったほうがいいですね」だったり、2021/09/10
どら母 学校図書館を考える
8
わかりやすい。2016/08/04
Sara
7
【5才】昨日は読めたけど、難しい感もあったので、再読ないかと思ったけど、、、読んでと持ってきた(^^)対象年齢は5〜7才とのことなので、まあまあ知らない言葉も出てきていて、でも、ちょうど買ったことばの絵辞典に載っているような語彙で調べるとわかる!みたいなサイクルがいい感じです!やどりばちのところが好きみたいです(^^)最後にシリーズタイトルの一覧があり、全部ひらがなで書いてあるので、さらが一人で読んでみました。そしてかまきりの巻、ちょうの巻、ばったの巻を読みたいと言っていました。2021/09/11