目次
第1章 調査の概観
第2章 算数・数学(算数・数学の枠祖み;算数・数学の到達度;算数・数学問題の例;算数・数学のカリキュラム;児童生徒の算数・数学に対する態度;教師と算数・数学の指導;学校と算数・数学の到達度;家庭と算数・数学の到達度)
第3章 理科(理科の枠組み;理科の到達度;理科問題の例;理科のカリキュラム;児童生徒の理科に対する態度;教師と理科の指導;学校と理科の到達度;家庭と理科の到達度)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポレ
9
TIMSS2015の一次資料。統計データの羅列なんだが、そこから見えてくるものがイロイロある。まず驚いたのは教師の性別。日本は女性55.7%、男性44.3%(小4)。国際平均値は女性81.5%、男性18.5%。ほぼ100%女性の国も存在する。なんと世界的に見ると教師は女性の職場だった。家庭の蔵書数と成績に正の相関関係が強く見られる。我が意を得たりである。算数・数学と科学(理科)に対して、肯定的でないと感じている保護者が18%いて、世界的に見て突出して多い。成績急上昇のカザフスタンに何が起こっているのか?2018/05/20