エリア・スタディーズ
ポーランドを知るための60章

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750314631
  • NDC分類 302.349
  • Cコード C0336

出版社内容情報

独自の高度な文化を誇る伝統ある国ポーランド。建国から中欧復活,体制転換以降変貌する政治・経済・社会の最新状況,また市民生活とカトリック,言語,文学・芸術などをオリジナリティ溢れる記述で描く。

1 建国から中欧復活まで
 ローマ・キリスト教世界の東の果て―国家の形成とキリスト教の受容/中世の大国―ヤギェウォ王朝の成立と拡大/ドンブロフスキと皇帝ナポレオン―創られた伝説/ほか
2 ポーランド人とユダヤ人
ユダヤ人議会―ポーランドが認めた民族自治機関/ユダヤ人とポーランド民族運動―協力か排除か/ほか
3 ポーランドと日本
 ピウスツキとドモフスキ―日露戦争とポーランド人/杉原千畝,小野寺信とポーランド人スパイ―第二次大戦中の諜報活動/ほか
4 政治・経済・社会の変貌
 政党,議会,大統領―激動の1990年代/ラディカルな経済自由化―バルツェロヴィチ・プランの功罪/ほか
5 市民生活とカトリック
 祝祭日―カトリックの伝統が季節を告げる/ほか
6 言語の周辺
 命名―アンナちゃんとウカシュくん,さくらちゃんと翔くん/ほか
7 文学・芸術・映画
 ノーベル文学賞4人衆―シェンキェヴィチ,レイモント,ミウォシュ,シンボルスカ/ジョゼフ・コンラッド―英語で書かれたポーランド文学/ほか

目次

1 建国から中欧復活まで
2 ポーランド人とユダヤ人
3 ポーランドと日本
4 政治・経済・社会の変貌
5 市民生活とカトリック
6 言語の周辺
7 文学・芸術・映画

著者等紹介

渡辺克義[ワタナベカツヨシ]
1960年新潟県生まれ。東京外国語大学卒。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。ワルシャワ大学大学院修了(Ph.D.)。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、山口県立大学助教授。ポーランド史・ポーランド語学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユカ

31
60章もあるわと思ったら、一章ずつは数ページで短く、ちょっとずつつまめるおばんざいみたいな本で読みやすかったです。書いてあるのは歴史、ユダヤ人との関係、カトリック教、慣習、文学、芸術など。第二次大戦やその後の社会主義時代のこと、ポーランドの祝日、料理、人の名前、絵画の話がおもしろかったです。2011年刊行なので少し情報が古いかも。エリアスタディーズシリーズ、違う国のも読んでみたい。2019/04/23

秋良

11
一つ一つの節が短く、読みやすい。でもポーランド人名がややこしく、覚えづらいという現象が(笑)。何度も征服され時には地図から消え、帰化を強いられたりしてもポーランド人のアイデンティティを失わないのが凄い。そして帰化した人を糾弾しないのも。2019/01/13

圓子

7
このシリーズは、さっとざっと読めるのでよい。今年の旅行の予習に。世界地図なんて、ほんの数十年単位で大きく変わってしまうんだなあ。ベルリンの壁やソ連の崩壊を、意味はわからないながら目の当たりにした世代としては、旧共産圏は非常に興味深いです。年表と地図3枚くらい(時代別)はつけてほしい。2017/05/01

いまにえる

2
課題のために読んだ。ポーランドに民主的な政治体制が16Cからしばらくあったと知り驚いた。しばしば滅亡しては復活している国だが、移民の多さや東欧の中心としてヨーロッパやアメリカを始めとした所に大きな影響を与えていると知った。面白かった。2017/07/14

Bookcover

2
まずはここから。音楽の記事が少なかったのが残念。一方、文学はいろいろ読みたくなりました。でもやっぱり、翻訳も少なければ、ポーランド情報自体が希少すぎ。ところで、このシリーズよく読むのですが、できたら写真はカラーがいいな…とか注文つけちゃいけないですね。すいませんすいません。2017/04/20

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