印判の歴史

印判の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784750303659
  • NDC分類 322.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

印章の由来、天皇の判、奈良時代の私人の判、花押、手印、拇印、朱印、実印、信長・秀吉・家康の印など、はんこに関するあらゆる話題に言及する印判に関する通史。文化勲章受章の碩学が歴史を読むおもしろさをわかりやすく、ものを通して伝える。

序説・印判の来歴
1 官印の時代の「はん」
 印章の由来 天皇の「はん」・国の「はん」 奈良時代の私人の「はん」
2 花押の時代の「はん」
 花押の時代 手印・拇印・筆軸印・文人印
3 私印の時代の「はん」
 戦国武将の印 御朱「印」船・連「判」状・ローマ字印 信長・秀吉・家康の印 徳川幕府と「はん」 血判 はんこ屋と庶民の印 実印 江戸時代の生活と「はん」 「はん」と犯罪
4 公私印の時代の「はん」
 明治維新と「はん」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jntdsn13

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著者は東大日本法制史の泰斗。律令官制の官印の導入以来、これが徐々に社会全般に広がって、花押をはじめとした時代時代に応じて花開いた印章・署名の文化が平易にまとめられている。今でこそ(一部の人に?)忌み嫌われてるハンコ文化であるが、署名に代わる記名捺印が明治政府の反対を押し切ってなされたことなどは改めて考えてみると感慨深い。この点についてどう考えるかはともかく、一連の文書デジタル化の波を迎えるにあたって読みたい一冊。2021/07/06

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